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学び

老人と学び

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父が一人で母の介護をしていた時

気になっていた発言があります。

「(母は)言うことを聞かない」

だから、怒るんだと。

 

 

これを聞いた時、

母は言うことを聞かせる対象なのか?

と違和感を覚えていました。

 

 

でも、自分が母を看るようになって

そういいたくなる気持ちが、少し

わかりました。

 

 

「いうことを聞かない」

のではなく

「お願いしたことを、聞いてくれない」

のです。

 

 

 

凄く小さなことですが、

洗面所が込み合う朝、

母の歯磨きと私の支度が

重なることがありました。

私の方が先に家を出る、母は

デイサービスに出るまで時間がたっぷり。

なので、私が先に洗面所を使うのですが、

「私が終わるまでちょっと待っててね。

ベッドで歯磨きしないでね」

と再三お願いして、支度に入ります。

もちろん母の返事は「うん、わかった」

 

 

しかし、私が支度を終えて母の部屋に

呼びに行くと、すでに歯磨き粉を歯ブラシに

つけた状態で、ベッドの上で歯を磨こうと

している。

 

 

「ちょっちょっちょと待って、今

終わったから、洗面所でやって」

 

 

ベッドで歯磨きをし始め、唾液が

口に溜められなくなるといけないので、

ベッドでの歯磨きはせず、

洗面所を明け渡すまでちょっと待っててね

 

 

それが私の趣旨だったのですが、

私のお願いは、母が自分の部屋に戻った瞬間

消えるのでしょうか。

 

 

そんな小さなことが、他にもいろいろ

あるのですが、老人てなんなんだろう・・・

と考えさせられます。

 

 

そんなものだと言われれば、そんなもの

なのかもしれません。

 

 

別に言うことを聞かないわけではない。

お願いしていても、相手がどうか、以上に

自分がどうしたいか、本能的な行動を取る

それだけのこと。自分がやろうと思ったことを

やるのです。

 

 

そんな母を見ていて、ちょっと勘弁してよ~

と頭にくることもあるのですが、

それが人間の素なのかなあ・・・と

気づかされることもたくさん。

 

 

やりたいこと、感じたこと、すべてが

違う人と人とが暮らしていくって

よく考えたら、凄いこと。

相手のことをわかろうとしたり、

理解しようとしたりして

自分を抑えたり、主張したり、いろいろ

な形で折り合いをつけます。

 

 

しかし、折り合いをつけることを

学ぶ前の赤ちゃんや子供は、あるがまま

本能のまま。

成長するにつれ、周りに気を遣い

疲れながらも周りと折り合いをつける大人。

老人は、それをさんざんやったか、

周りがさんざんやらされたか

もういいよね、といわんばかりに

老人の行動はより本能的になっていく。

 

 

でも、母は私のお願いを

故意に無視しているわけではなく、

「私も私の事情があるねん」という。

 

 

その事情を言葉で言えないだけ。

普通の単語さえ言葉が出てこないのに

細かい心情の説明なんて、高度なことは

できません。

仕方ない、仕方ない。

 

 

待っててね、と言われても

待ちたくなかった。

早く歯を磨きたかった。

それだけのこと。

理由はなんかあるんだろうけど、

なにがどうかは説明できない。

 

 

年寄りはわがままになる

 

 

と聞いたことがありますが、

それはより本能的になっていく

ことなんだなあと思いました。

 

 

空気を読みすぎたり(読んでないかも)、

折り合いをつけようと疲れたり

すること自分は、なんなんでしょう。

 

 

 

そんなことを考えいたら、

娘の部屋が汚すぎるのも、「本能なのだ」

「したいようにしているのだ」

と諦めがついて、イラつくことなく

受け入れられるのかもしれません。

 

 

 

本能の赴くままに、生きてみよう。

節度ある範囲で★

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