先日、思い出深い方のステージを
観に行きました。
私がいちばん最初に習った
フラメンコの今井協子先生。
その頃住んでいた
地域でいちばん近い
カルチャーセンターのフラメンコ教室。
すでに発表会に向けて少しずつ
振付が始まっていました。
曲は「ソレア」
フラメンコを始めて
始めの初めに ソレア
をやれたことは
物凄く思いで深く、また嬉しく。
当時、バブルがはじける前で
フラメンコ教室は大賑わい
教室は生徒数が多くて多くて
芋洗い状態、先生の姿が
鏡で見えるだろうか
見えないかもしれない
そんな時代でした。
カルチャーセンターは、
本部教室のある種、
派遣先みたいなもので
当時はいくつかのカルチャーセンターに
同じ本部から講師が派遣されていました。
私はその1つに行ったんですね。
そして、時折本部の大先生が
見にいらっしゃったり
あれはどういう状況だったのでしょう
直接教わってはいないのですが、
時折お見掛けする、お目にかかる
そんな感じでした。
そして私が初めて出たフラメンコ発表会は
私が初めて習った先生の羽ばたき式でも
あり、若き先生にとって
輩出、独立記念(?)
のような会であった記憶があります。
独立後、私もそのまま先生の教室に
通いましたが、2年するかしないかのうちに
身辺の変化によって、辞めざるを得なくなりました。
そしてまた変化が起きて、
ひさ~~びさに習い始めたら
今度は妊娠をきっかけに、退会。
子供の養育費もあるから、
成人まで当分20年は無理だなあなんて
フラメンコのことは忘れようと思って
過ごしておりました。
そして、いろいろ端折りまして
(それは、別の記事に書いたので
今回は割愛)
今に至るのですが、
そんな思いで深い先生の
ステージへ、行って参ったのであります。
するとすると!!!
なんと!!!
先生の先生の大先生、沙羅一栄先生が
観にいらしているではありませんか!?
大先生は多分見覚えないと思いつつも
覚えられてなくても構わない!
勢いで、ご挨拶に。
話しているうちに、なーんとなく
思い出されてきたようで
「ああ、ソレア踊ったクラスよね、
覚えているわよ」
短い時間でしたが
先生の方でも
あれからいろいろあったとのこと
私もいろいろあったけど
フラメンコを再開したこと
お話しました。
また、同じソレアを踊った
クラスの仲間の一人も
訪れており、プチ同窓会のような
感じで。
結婚、離婚、再婚、引っ越し
などなどいろいろありつつも
フラメンコは続けている仲間
皆いろいろあるけど
フラメンコを続けている
そんな話を聞くと
「人生はフラメンコだ」
みたいになってしまいます(笑)。
「フラメンコは人生と共にある」
でしょうか。
思いがけない再会
そして、放心状態のステージ
野生的な先生のハレオと
粋なアイレは今も尚ご健在
じっくり見てると写真が撮れず
写真を撮るとじっくり見れずと
実に悩ましいステージでしたが
なんだかいろいろと言葉にできない
感覚が渦巻いてしまって
後2日ほど何も手に付きませんでした。
歴史を感じた一日。
この日は一体私にとってどんな
意味があるんだろう。
と、渦巻く思いを徒然なるままに
書きましたが、大先生は短くも溢れる想いを
このように綴っておられました。
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ひとつひとつ
丁寧に
伝えて来たものが
形を現して
花を咲かせた時
初めて気付くことがある🌟
素晴らしい時間を
ありがとう❤️
❤️
❤️
みんなの人生に
乾杯
~~~~~~~~~~~~
(沙羅一栄先生Facebook記事より)
流石です。