いろいろな不安や葛藤を抱えながらも
何とか無事迎えられた発表会。
無事どころか 無事以上
これまで私が体験してきたなかで
最高のひと時!となりました。
発表会数日前に痛み出した外反母趾、
手首関節に出るリウマチの痛み、
皮膚に表出するヘルペス
それらはきっと「ストレスや緊張から」
と括るれる類かもしれませんが
言い換えればこれらはすべて
「内から外」への表現。
では内側はいったいどうなっているのか…
自分の意識を内観し、それと向き合い
意識を変えるという試行錯誤を重ねる。
その甲斐あってか、
ヘルペスの痛みは薬なしで治り
(未だかつてないこと!)
外反母趾の痛みは本番にはなくなり、
手首関節の痛みは少しというところまで
もっていくことが出来ました。
そして本番前のリハーサル。
「私、踊れるのかなあ」と本気で
メンバーにつぶやく。
でも、無事これまでで最高の
踊りになった!
ただ1点。
リハーサルでは、
これまでぐらついたことのない場所で
ぐらっとする瞬間が。
終わってみたら、何人もの人が
「ふらっとした」とか「ぐらっときた」
というではありませんか!
きっと、時空間とか磁場のうねりを
身に受けたのでしょう。
そして、遂に本番!
長い時間を楽屋でだらだら過ごしながら、
本番て本当に踊れるの?
リハ前と同じことをつぶやく私。
「本当に、踊るんだよね?
本当に踊れるのかな?(笑)」
本気で思いましたから(笑)
焦っていきなりプランクしてみたり
ストレッチしてみるも なんか
落ち着かない。
そうこうしていると
舞台袖へ移動する時間に💦
うお~~ステージ照明がまぶしい。
(今踊ってる人たちの終わりって
本当に来るの?
その次、私たちがあそこに行くの?)
不思議~~~
そして遂に前の曲が終わって暗転、
(本当に終わっちゃったよ!(笑))
3人の椅子が用意され
暗転の中、それぞれの椅子に座る。
目の前は暗い、客席も暗い。
なぜか荘厳な心持になった。
アレグリアスが始まる。
次第に照明が明るくなる。
あとはもうカンテとギターの調べに合わせて
身体を乗せていくだけ。
チェマ(カンテ)の絡みが最高で
尾藤さん(ギター)
サリーダと終わりはとてもロマンチック、
シレンシオはミステリアス
メンバーの意識もアレグリアス。
有子先生のハレオは最高すぎた!
竜巻ほどは激しくない
けど
竜巻のような上昇気流で少しずつ
上がって行くような感覚の中、
ジャマーダでブレリアを呼んだ後は
超ノリノリで弾けまくり
最後、また元の椅子にはけていく。
会のテーマのようになっていた光の玉を
3人の中で順々に受け渡していく。
私も光の玉を受け取る。
玉の声を聞くかのように耳を近づけ、
それから高く上げる。
「この玉にはきっと皆が望む世界、
私が望む世界が映し出されてるよ!
ほら観てみて!」って。
その玉を渡してくれたメンバーに戻し
最後、私は隣の彼女の肩に頭を乗せて
静かに目を閉じた。
すべてに安心し憩う安らぎを表現した。
暗転。
「来たる世界は誰もが安心して安らげる世界」
…発表会レポートその1でした。