この状況を一体どんな言葉で
表すことが出来るだろう・・・
と考えていたら、このタイトルに
なってしまった。
これはあの有名な歌謡曲のタイトル!
あの曲の歌詞、実は
「ああ、川の流れのように
ゆるやかに・・・」
までしか記憶に残っていなかったので、
歌詞を調べてみた。
タイトルは同じでも、
私の「川」とは
全く違っていた。
全然「ゆるやか」じゃないし、
「おだやか」でもない。
流れが速くて、
昨日と今日でまた180度変わる
といった具合に、流れ激しく。
ところで
自然界にはいろいろな性質の
ものがある。
山や岩のようにずっとひとところに
動かず在るもの。
ご神木のように自分は動かず
周りが動いて集まって来る
ようなもの。
土のように固まったり、ぬかるんだり
時には水に流されて崩れたりするもの
火のように形を変幻自在に変えて
周りを激しく燃やすもの
風のように通り過ぎたら二度と
遭遇しないもの。
そんな自然界のものに例えていうなら
私は川の水だ。
全てを包み込む海の水ではなく、
常に流れゆく川の水。
水は水でも水たまりのように溜まる
ものではなく、常に流れ続けるもの。
そして流れ続けなければ、澱んで
腐敗する。
なんでこんなに展開が早いのだろう
どうして次々と目まぐるしく
変化していくのだろう、と思う。
何か出会いや刺激に遭遇するごとに
思い描くことが変わっていく。
先月のタブラオ出演後、
次はもっとブラッシュアップして
出られたらいいなと考えた。
そして、その方向で進み始めていた。
しかし、ある時、ある出来事を境に
出演することに、意識が向かなくなった。
理由は明確に分かっている。
私が本当に望んでいたのは
今を継続することではなく
もっと違うことだと気づいたから。
このまま進むことに違和感と
もやもやを感じていた。
暫くそれはただの錯覚だと思い
スルーしていたけど、錯覚ではなく
深いところからの叫びだったと
気づいたのだ。
その時感じた違和感は一斉に
払拭された。
しかし、一皮剥いたら、また
次の皮を剥いてと言わんばかりに
何かまた訴えてきている。
さて、次は何だろう。