日本中が熱いWBC。
テレビにかじりついているわけではないが
ちょっとした作業の合間にテレビをつける
その時、不思議と私が必要としている情報が
目に入る。
という見方がある一方、自分の中にある
ある意識が情報という現象となって
目に入って来るという見方もある。
いずれにしても、今まさに
私が意識していたことが
大谷情報として映し出された。
何の分野の専門家だった覚えていないけど
トレーナー系のある専門家が
大谷君の何が特出しているのかについて
分析していたのだが、ずば抜けているのは
・ 地面を踏む力とその使い方
・ お尻の使い方
だった。
私のフィルターを通した記憶なので
実際のワードとはちょっと違うかもしれない。
けど、私が注目していた情報はまさに
その二つだったのだ。
踊りにおいて、安定性が欲しい、
ふらつかない軸が欲しい、
そんなことを日々考えているのだが
それに必要な要素はいろいろある。
その一つに、
「床を感じる感覚」
「床との関係性」
だった。
大谷君は地面を踏む力~地面反力が
半端ないというのだ。
なので、地面から返ってくる力を
非常に効率的に利用していると。
これは殆ど物理の世界。
人間の肉体というマンパワーに加え
それ以上の力を上手に使って
パワーを倍増させているとも
いえるだろう。
サパテアードを踏む時、
いつも何かがしっくりこない
と常々感じていた。
骨盤の傾きの問題?立て方?
足首の弱さ?軸の問題?
いろいろあるけれど、
床を感じる感覚=足裏の感覚って
なんだろうってフォーカスを
当てていた。
外反母趾になる原因の一つは
足裏のアーチがない、つまり
足裏の筋肉が弱いことと
考えられている。
確かに足裏の筋肉、弱いです。
どうしたらもっと足裏を
使えるんだろう
どうしたら足裏で床を捉える
感覚になれるだろうか
床と仲良くなりたい
・・・と考えていた。
なので、「大谷君の地面を踏む力が・・・」
というフレーズに当然センサーが反応した。
そしてもうひとつ
お尻の力。
私はお尻の力が弱いので、
脚の外側に負担をかけて
立ったり使ったりしている。
余計なところに負担をかけているのだ。
当然足打ちはままならない。
本来頑張るところが眠っていて
頑張らなくていいところばかりを
使うからだ。
だがお尻を締める力が
人並とまでは行かないが
なんとなくわかってきた。
すると整体の先生も
「お尻が使えてきてるみたいですね」
すぐわかる。
お尻が使えるようになると、
立つのが楽になるし、
足打ちも少し楽に感じられる。
結局体の使い方、体の在り方かあ・・・。
もう一つ、大谷情報を思い出した。
高校野球部で一緒だったという人の話。
「みんながいかに早く、いかに遠くに
球を投げられるかに終始している中、
大谷君は着眼点が違ってた。
球をどう投げるか、投げ方そのものを
試行錯誤しているように見えた」
同じ練習をしていても、
何を意識しているかですべてが変わって来る。
やっぱり目に映し出された大谷情報は
私が映し出しだんだ(笑)。