WBCが終わった。
日本が優勝した。
当然嬉しい。
(私は結果しか見ないけど)
でも、やっぱりスポーツは
好きじゃない。
相手を殺しはしないだけで
戦いに違いはない。
過去の私は戦いが好きだった。
いや、好きだと思い込んでいた。
あしたのジョーが
大好きだったくらいだから。
でも、今の私はあらゆる戦いが嫌い。
「自分との戦い」
それすら、本来は要らないものだと
思うようになった。
自分と戦っちゃいけない。
自分との戦いとは
本音と思考が一致していない
内面描写。
本来は思考が本音に従うことで
美しく循環して行けるのに
思考が本音を無視して
本音の上に立って君臨し
本音を支配する。
思考は本音を怠惰だと
決め込んでおり、
律しないといけない
と思っている。
これがとてつもない勘違いだと
分かった時、すべての戦いが
無用のものだったのだと
腑に落ちた。
WBC、日本が勝って勿論
嬉しいけど、同時に思う
「誰かが勝つと誰かが泣くんだよな」
と。
勝つのはたった1チーム。
戦いとは沢山の「泣くもの」を
生み出す。
そう考えると、やっぱり
スポーツなど勝ち負けを決めるもの
順位をつけるものの類全て
私は嫌い。
いやいや、この世はそういうものだから
仕方ないよ
というが恐らく多数の意見だろう。
本当にそういう世界で心底
心地よいのだろうか?
私は、全く心地よくない。
あらためて
私は私が
心底心地よい世界を
作ろう
と思った。