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意識・メンタル

かすかな声 ささやき

投稿日:2023年4月6日 更新日:

誰にでもきっとあることだと思う。

一瞬、湧いてきた思い

瞬間的なささやきのようなもの

でも、それに従わず

その後で自分の思考が良いとか

正しいとか思うほうを選んだ場合

やっぱり、あの時一瞬かすった

ささやきが正しかった

 

みたいなこと。

そういった、

瞬間的に浮かぶことを

すかさず、逃さずキャッチすること

 

これが今、私が

最も注力していること。

 

その、一瞬かする感覚、

瞬間的に湧いて消えそうな

かすかな声を

私は「本音」と呼び

それを否定しがちな思いを

「思考」と表現している。

 

一般的な本音の意味は

建前ではなく

「本当に思っていること」

を指すのだと思うけど

それとは違う。

「本心で思っている」と

自分で認識していることが

最奥の本音でない場合が殆ど

だから。

 

本音とはいわば最奥の声、魂の声

のようなイメージ。

でも、思考はそれを否定することが多い。

今のところ。

本音を否定せず、本音の感覚を

キャッチできる思考になるよう

目下訓練中。

 

例えば、あることを選択して行動に

移そうとする時。

一瞬、モヤっとする感覚が湧いているのに

それを無視しようとする。

それがいかに良いか理由をいろいろ

並べ立てる。

条件の面で、よりメリットがあるとかないとか

 

 

自分の身に起きたことでいえば

着付けのこと。

私は着付けを仕事にしようと思っていた

時があった。でも、心のどこかで

重荷に感じる感覚、どんよりした感覚が

あった。

しかし、思考は言う。

「そのために着付け師範の資格をとり

毎年振袖着付けの仕事を重ね、ここまで

やってきたじゃないか」と。

他にいろいろ、やった方が良い理由を

並べ立て、自分を駆り立て、奮い立たせ

ようとした。

その後だ、リウマチになったのは。

リウマチになった原因はそれだけでは

ないけれども、今となってはよくわかる。

ああ、ホントは着付けを仕事にしたく

なかったんだなと。

 

私が本当にやりたいのは

そういうことじゃない!

という本音の表現だったんだと。

 

他にもいろいろな例があるけれど

本音が感覚で声をあげたことを

思考は無視したり、抑え込んだり

かき消しすことが多い。

するとあとから必ず、

体は本音の声の通りの

不具合を表現する。

 

痛みや不調は外的なものではなく

内からの表出であることを

意識し始め、観察を重ね

以前よりはわかるようになってきた。

 

「あ、こういうモヤモヤな

感覚が少しでもある時は

やめた方が良い」

 

今、痛みが出てるということは

どこにエラーがあるんだろう、

と考え続け、あたりをつけ、

間違った選択を捨てると、

痛みがなくなる、などなど。

 

 

・そうしないと人から身勝手だと思われる

・そうしたほうが人が喜ぶ

・こっちの方が近いし

・こっちの方が好みだし

・こっちの方が得だし

 

これらは、本音を否定するための

言い訳なんだ。

誰かが喜ぶとか、そういう建前で

本音を偽り正当化するのは本当に危険。

 

近い、好み、お得がダメなのではなく

違和感がありながら、メリットの方を

優先することがが超問題。

 

本音はいつでもベストをあげてくる。

ベストがわからない時は

ベストではないよ!ということを

知らせるために、もやもやや違和感

という感覚を表出する。

本当は思考が本音の感覚を

キャッチして、それに従わなければ

ならないのに、立場が逆転している。

思考が本音の上に立ち、

思考が本音を抑え込み、支配している。

本音の声を無視して、

思考が良いと判断したことを決行する。

 

 

思考はベストではなく、セカンドベスト

やそれ以下のことをあたかも、いかにも

良いことのように勘違いしているのだ。

 

・周りがそういうから、

・社会的常識で考えればそうだから

・そういうものだから

・尊敬する人がそう言ったから

・そうしないと、自己中だと思われる

 

などなど。自分発ではなく

多数派の意見、社会常識と言われてる

ことに、洗脳されすぎている思考。

 

過去を振り返ればよくわかるけど

本音の感覚に従うのは

結構大変。

なぜなら、その時思考が捉えようとした

メリットを手放すことになるから。

 

「今買わないと、値上がりする」

とか

「今、返事をしておかないと、もう

これ以上のチャンスはない」

とか

「いい顔しておかないと後が面倒だから」

とか

打算や欲に飛びつくの思考の習性。

 

セカンドベストでも

サードベストでもない

ベストオブオールが

よくわかっている本音

 

 

実は、私がヴィーガンを決めたのは

本音の声をキャッチするためでもある。

動物食によって、動物さんの感情が

自分の思考に多大な影響を与え

(影響を受けてることに気づかないくらい)

思考が本音の声を

キャッチする感度が鈍るから。

 

思考の感度が鈍るということは

自分が本当に望んでいることが

わからなくなるということ。

 

情報断捨離したのも同じ。

自分発ではない要らない情報

SNSや大量に流れ込む情報が

思考を汚染するから。

思考は唯一自分の本音にのみ

アンテナを立てなければならないのに、

本音以外の情報ばかりに

周波数を合わせ続けるから。

ラジオのチャンネルをどこに

合わせるかと同じ。

 

私は私自身に周波数を合わせるべきなのに

私以外のチャンネルに常に周波数をあわせ

続ける。

自分が何を本当は望んでいるのか

分からなくなって当たり前。

 

Facebookやインスタ、ツイッター

を見ていると、私はいつの間にか

人の世界に入って自分を見失う。

見失っていることにすら気づかずに。

ついつい見てしまう時、

一瞬楽し気に感じるけど

同時にどこかモヤモヤや

心地よくない感覚も伴う。

なのに、モヤモヤを打ち消そうとする。

「人の世界を観て羨ましいと

思う自分は心が狭い」とか。

 

心が狭いのではなくて

自分を無視するから、

人と自分を比べるから

不快になるのに、そうやって

自分を責めたり、あるいは

感覚を鈍らせて

心が広いふりをする。

 

今は少しわかってきた。

心地よくない感覚は

本音からの声なんだと。

「浮気しないで私だけを見て!」

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